2026/03/05 04:35


今日は天然石アクセサリー作品を中心に掲載しました。

お預かりしている作品はどれも作家さんのイマジネーションや想いなどが感じられて、それぞれに魅力があり、のろぺこだんな個人としてはどれもおなじくらい好きなんですけど、天然石の中でいうと、ラピスラズリは特に印象に残る感じがあります。

深く美しい紺青色に金粉のようなパイライトや白いカルサイトが浮かぶ様はまさに星空・・というより、これはもうその向こうに広がる宇宙そのものっていう感じですよね。

ラピスラズリというと、パワーストーン的には非常に強い神秘的な力を持つ石といわれていますが、はるか宇宙を結晶させたかのようなこの姿を見れば、そこに果てしない神秘性を見出すのは無理からぬことだと思います。

おまけにこの色の美しさよ。

のろぺこだんなが小学生のころは漫画雑誌の巻末にはきまってアヤシゲな通信販売広告が載っていたものなんですけど、あるとき友達の一人が見せてくれたものは、いまも印象に残っています。

『ヒランヤ』という、六芒星のかたちをした神秘アイテムだったんですけど、それはラピスラズリを使ったヒランヤで、『ラピスラズリは最強の神秘の石!』とか『ラピスラズリを使ったヒランヤは最強!』『こんなすごいのはもう二度と手に入らないかもしれない!』とかなんとか、それはもういろいろすごい言葉が踊っていて。

友達はすっかり信じているらしく、『けがをしても、このヒランヤにかざしておけばすぐに治るらしいぞ!』と、大興奮で熱く語ってくれました。

ヒランヤのことは申し訳ないけどまったくピンとこなかったんですけど、神秘の石というラピスラズリのことは、そんなものがあるのかーとちょっと気になりました。そこにのっていたラピスラズリもやっぱり色がすごく綺麗で、たしかになんだか不思議な感じがする・・と思ったものです。

ただ、神秘の石だなんてまあマンガみたいな話だし、ホントにあるのかねぇそんなもの?くらいな感じだったんですけど、だから後日たまたま読んでいた本のなかでラピスラズリについて言及されているのに出会ったときは、(ホントにあるのか)とすごく驚きました。

その後ラピスラズリの実物に出会うことなく過ごしてきたので、個人的にはラピスラズリは長いこと『めったに見ることができない幻の神秘の石』というイメージでした。

ホンモノのラピスラズリを手にしたのは、のろぺこのお店をはじめてから。

ラピスラズリを使ったアクセサリー作品がはじめて納品されてきた時は、ほんと、心からびっくりしましたよね・・だって、幻の神秘の石ですもん。

そんなラピスラズリですが、古代の人々が神秘を感じたその紺青色の美しさは、やはりなにものにもかえがたい気がします。美しいだけでなく、どこか凛としたような・・そして、なにか広大さ、深遠さを秘めた、不思議な色。

作品は可愛らしさを感じさせるデザインのものから神秘的なものまで作家さんによっていろいろですが、その魅力はやはり目を捉えて離さないものがありますね。

今日掲載した作品の中にもラピスラズリを使ったものがいろいろありますが、載せていく作業すらなんだかうれしく楽しかったです(笑)